2019年10月29日火曜日

ノルウェー研修(報告)

海洋資源について考えることを目的とし9月16日から27日の日程でノルウェーに生徒及び職員を派遣し各所を見学しました。この場を借りて簡単に紹介いたします。

■サバ缶詰試食会
Fusa vidaregåande skule(フサ高校)で本校のサバ水煮・サバ味噌煮・サバ油漬缶詰の試食会を実施したところ、サバの味噌煮缶詰が一番人気でした。水煮缶詰はそのままではサバ本来の臭いが気になるが醤油をかけることで食べやすくなった、とのこと。しっかりと味付けをして食べる文化が垣間見えました。

■養殖施設見学
Fusa地域にある養殖施設の会社を訪問。フィヨルド内の穏やかな海水面に大きなサーモンの養殖施設があり、自動化された設備と環境に配慮した餌の投入や監視モニタを見学しました。

■交流会
Fusa vidaregåande skule(フサ高校)で交流会を行いました。互いの学校の状況等を知ることができました。

■ベルゲン市内の見学
ブリッケンや聖堂、フィヨルドを見学し、ノルウェーの文化や歴史を学習しました。ベルゲン大学の日本語専攻の学生に観光や文化を紹介していただきました。


■オーストボル地域にある養殖施設を見学。
餌を投入する施設が海上に設置され、自動化・モニタリング方法等を体験学習。SDGsの取り組みやノルウェーの養殖業についての研修を行い、養殖業の歴史や先進的な取り組みを見学しました。



■漁船見学
本校の実習製品サバの缶詰はノルウェー産のサバですが、そのサバを漁獲している漁船を見学しました。最新の航法設備や機関部、サバの鮮度保持方法や保管方法などを学習しました。


■刺し網実習体験
Austevoll vidaregåande skuleの目の前にあるフィヨルド内の海域で刺し網実習を体験。ニシン・サバなどが獲れました。


ノルウェーでは獲ったニシンを頭からかぶりつくと幸せが訪れるという言い伝えがあるそうです。それを聞いた生徒はさっそくニシンにかぶりついていました。


■夕食会
研修最終日、Austevoll vidaregåande skuleのホーバード先生の自宅での夕食会に招いていただき先生方と交流を深めることができました。

■自主研修
オスロ市内・宮殿前にて

オスロ市庁舎前にて

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